砂漠 夜 朝 僕は そこ。

死んでしまう夢ばかりみる。

僕は夢の中で毎日消える。


目が覚めた時


もしもこれが本当じゃなかったら

なんて思うけど


わりと結果なんて普通

答えなんて普通


僕は起きればここでしかない

ここにしかない


起きたら別世界だったことなんて
一度も無い



生きてる不思議は毎日にある。


だって
夢みておきて

同じ続きなんて

それってほんとそれこそ夢みたい。


僕には僕の頭があって

僕には僕の仲間がいて


ずっと続く。


死んだらなんて誰も知らなくて



でも死は全員にあって、



わからない答えに
手を伸ばしたくなったりさえする。


辛いのなら
漠然とした死という結末に
はやくたどり着こうとさえするのだ。


病気になれば治そうとする


死なないようにサプリをのんだり

運動したり

長生きを望むものもいる



僕は僕の頭のまま
思うがままワガママ。


死にたくなれば死にたいし


楽しければ死にたくないのだから。


僕は安定しない。


僕はさほど辛くはない人間だと
なんとなく思ったりするが

それが僕を辛くする。


何かと比べたがゆえの
答えなのだから。


何かよりは僕はましだ。
そんな考えなのだから。

気持ち悪くてたまんなく吐きそうだ。


僕は僕でいるために

何かを見下したりする。


この思考回路にはまれば僕は


ずっとむにゃむにゃした頭で

僕は僕の首をしめる。



ねぇ、こんなことは僕だけか。


おやすみ。

また僕は死ぬ夢をみる。