2015-12-10 冬空 こんな日の月は雲に覆われ少し光り涙が頬を伝うあたたかい涙で僕は目を瞑る。もう何処にもないようないのちの色僕は探したって求めたって僕だけ真面目で僕は馬鹿を見てるそんな風に藍色の波に押し寄せられていた僕はあの月のまわりの黒い雲を増やしていたのだ。強い風があたたかい風が突然僕を晴らせた。あの強い風は僕の理想。ぼくが見たいあの燃えるような色。あの強い風は確かに存在していた。そこにいた。僕を正す。強い風。